診療のご案内
耳鼻咽喉科について
耳鼻咽喉科とは、耳、鼻、のど(咽喉)、喉頭(発声する器官)疾患の他に咽頭に接する口腔、また耳からおこるめまいを扱っています。
アレルギー科について
最近は、食生活や生活環境の変化などにより気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などアレルギー疾患の方が増えています。
アレルギー疾患は、体質や環境などの複数の要因が複雑に関与して発症します。当クリニックでは、体質や生活環境を考慮しながら、一人ひとりの病状に応じてきめ細かく治療を行います。
漢方療法について
耳鼻咽喉科では慢性に経過する疾患(副鼻腔炎、慢性咽喉頭炎やアレルギー性鼻炎など)、体全体の不調から局所の異常が出やすい疾患(めまいやのどの違和感など)を扱うことが多いので、漢方治療も有効です。西洋医学的な治療だけでなく、患者さま一人一人の体質や病気の状態を見きわめながら、多角的に判断して最適な漢方薬を使い分けていきます。
Bスポット治療
Bスポットとは鼻とのどの間にある、口蓋垂(のどちんこ)の裏側にある部分のことです。そこに口の中から器具を用いて塩化亜鉛を塗布する方法がBスポット治療です。
永く続く咽頭炎、鼻閉感、頭の重い感じ等に効果が期待できます。学会報告では、アレルギー性鼻炎、耳鳴、喘息、自律神経失調症などでも、効果のある人もいるそうです。1回だけでなく複数回治療を受けて頂くことで効果を発揮します。塗った後にしばらく続くヒリヒリ感を我慢すると、爽快感が出現し、大きな効果が期待できます。
補聴器外来
当院では難聴でお困りの方に予約制にて補聴器外来を行っております。
補聴器の使用には、補聴器の細かな調整と、補聴器から出る音や本体の扱いに慣れることが必要です。
そのため、当院ではご希望の方に2ヵ月程度の補聴器の試聴貸し出しを行っております。
難聴の程度と補聴器の効果には個人差があるため、試聴後にご返却いただいても構いません。
補聴器が適応な聴力かどうかまずは診察時にご相談ください。
帯状疱疹のワクチン
帯状疱疹は、小児の時期に、帯状疱疹ウイルスにより水痘(水ぼうそう)にかかった人が、大人になり、再感染し発症します。
帯状疱疹は、皮疹や痛みを起こし、時に皮疹が消えた後も痛みや麻痺が長期間持続する厄介な病気です。
ワクチンの接種により、帯状疱疹発症率,帯状疱疹後神経痛への移行率ともに、接種しない場合より、あきらかに減少するというデータも出ています。
50才以上の方への接種が対象となっています。
ただし、保険はききません。
又、今治療されている病気の種類により、ワクチン接種できない場合もあります。